生きてるだけで丸儲け

料理、始めました

極限状態で生まれた唄

図書館で卒論を書いている
パソコンを前にしてひとり
だんだん遠のくわたしの意識

もうだめだって
これがわたしの限界だって
決めつけたらそこまでよ

さあ一歩踏み出していこう
もうひと頑張りしてみよう

まだまだやれるはず


寄り道せずにまっすぐ駅へ
向かう足先急ぎ足
あぁここにコンビニがあればなぁ
そんな想いも届かぬ最寄駅

駆け込むだけだって
あとは運ばれるだけだって
もう少しの辛抱よ

さあただ電車に揺られよう
もうひと頑張りしてみよう

わたしならできるはず

ハングリー精神でやれなんて言うけど
ぼーっとするし
余裕はないし
いらいらするし
この世にお腹空かせて全力だせる奴なんていないさ

この電車に乗ってるみんな
今や運命共同体
こうなったらとことん付き合うよ
空腹は最高の調味料ってね


「おなかが空いたの歌」