KYKおばあちゃん
うちのおばあちゃんの1日。
太陽が昇るより早く起床。
洗濯。ごはんを炊く準備。
布団を干す。
炊く。
朝ごはんの準備。
炊きたてのごはんを仏さんにお供え。
じいちゃんと一緒に手を合わせて
お経を読む。
朝食。
買い物。
料理。
病院、カラオケ、体操、などなど
という感じで、すごく忙しいおばあちゃんです
わたしは最近朝から晩までアルバイトをしていて、ごはんをきちんと食べれていません。
どうしてもリズムを取り戻したくて、今日はバイト前に早起きして、おばあちゃん家に朝ごはんを食べに行きました。
朝6時前に、これから行くわ!と電話を入れるとじいちゃんが出て、おいでーと言ってくれている側で、おばあちゃんが、水!水買うてきて!水!安いさかい!とひたすら繰り返しているのが聞こえてきました。笑 朝6時はスーパー空いてへんで(笑)と一言伝え、向かいました。
着いたら、ちょうど朝ごはんを準備している最中。
ごはん前に私も朝の読経に参加しました。
うちのおばあちゃんは、毎日読んでいるので、ほとんど見ずに唱えています。お坊さんとは違いますが、不思議と穏やかな雰囲気で、時間があっという間に流れます。最後に、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるのですが、これが、本当に涙が出ます。
「ご先祖様いつもありがとうございます。わたし、おじい、娘、娘の婿、孫たちを見守っていただいてありがとうございます。わたしも腕のしびれ、頭、口、足、たくさん治してもらいました。おじいも今の所元気でいさせてもらっています。わたしが80になったらお寺にお返しするつもりでいますので、それまでどうかよろしくお願いします。娘も仕事がんばっています。婿もひとりで仕事がんばっています。孫もバイトに勉強、がんばっています。どうか見守ってやってください、お願いします。」
これを、毎日です。
私が初めてこれを知った時、涙が出ました。
今でもおばあちゃんのお経を聴いて泣くのをこらえることができません。
こんなに大切に想われているんだと
すごく幸せな気持ちになります。
いつもお世話になりっぱなしなので、
少しずつでも恩を返していきたいです。
ずっと長く、一緒の時間を過ごしたいです。
私の自慢のおばあちゃんです。
大好きです。
ばあちゃん、
重たいものは全部私が持つから。
一緒に買い物行こうね。
いくらでも、水買うよ。
ヤシノミ洗剤だって、買いに行くよ。
砂糖もチーズもたくさん買って届けるよ。
わたしにとって、
自分よりも大切な存在だから。
これからも、健康で幸せにおいしいものをたくさん食べて楽しく暮らしてほしい。
身近に、偉大な人がたくさんいることに、感謝。
いつもありがとう。